エラフスホソアカクワガタの飼育
2003.3.15 虫研にて84ミリペアを3600円で購入。この雄姿。安い。
内歯が折れたような形状をしている。
とがって内側を向いているものとは産地が違うのかな?
しかし、デンポー産として売られているものでも両方のタイプを見かけるが・・・?
撮影の仕方で色が変わって見える。
♂も♀もとても元気がよく、しっかりしている。
♀です。♀のくせに、つめが鋭く、なかなか離れません。
足のオレンジがとても綺麗です。
↓
とりあえず、メスだけ産卵セットしました。
マットはミタニのメガマットです。
コナラ材を水に浸して埋め込みました。
毎日観察していますが、えさも食べずに潜りっぱなし。
活動してないのかと思ったら、マットの中でせっせと動き回っています。
1週間すると、産卵木もかじりだしました。
オスはこの通り。
毎日エサにはりついています。
近づくとすぐ怒ります。
2003.3.30 セットして2週間ほどでコナラのくずが出てきました。
産んでそう。
2003.4.13 1ヶ月ほどして、駄目押しでオスを投入。
♀が殺されたらいやなので、アゴをセロテープで
ぐるぐる巻きにしました。
エラフスは力がないので1ヶ月くらい剥がれませんでした。
♂は5月始めに死亡。けっこう生きたな。
2003.5.30 割り出しをしました。
2ヶ月以上もセットしていたので、ケースの底に幼虫がみえました。
マット、材の両方に産卵していましたが、このメスは材のほうが多かった。
材は普通のコナラ産卵木です。
卵で回収したものは、プリンカップに入れました。
すでに膨らんでいたものは、なんなく孵化しています。
初令幼虫。
↓
2004年春 たくさんいた幼虫は次々に消えていった。
結局3頭だけ成虫になった。しかも完全ではない。
かろうじて羽化した♂だが、しばらくして死んでしまった。トホホ・・・
メスはなんとか完品で羽化した。
♂も♀も親と似た色ではある。
これだけ幼虫に死なれるとマットを詰めるのが馬鹿らしくなる。
秋口に産卵させて、冬に低い温度で管理すればもっと死なずにすむだろうか?
F2は採れなかったので、またWDからやりなおしだ。