ゴライアス プレイシーの飼育

 

 

 

2002.5.24  とうとう買ってしまった。

中野のシザーズワールドでタンザニア ワイルドペア 60000円

しかし、かっこいい。

いま、作品でレギウスのヘルメットを作っているが、やはり本物が最高。

2002.5.26 交尾させて衣装ケースにセット。

Dynastesというカブト用のマットを使用した。

ケースの半分は底5cmを固め、半分はそのままにした。

交尾後、♀はすぐにもぐっていったが夜にはまた出てきていた。

バナナをあげたら、しばらくして食べていた。

2002.6.17 オスが死亡。梅雨寒で20度前後が続いたためか。

産卵しているか心配だったので、少し掘ってみたら、卵が1個出てきた。

♀を新しい産卵セット(発酵マットに腐葉土をミキサーしたものを混ぜた)に移してしばらくそっとしておく。

シロヘリの失敗蛹をあげたら、良く食べていた。

2002.6.29 第1回割り出し。       

  初令幼虫 6頭              

卵 17個 (うち3個腐り、3個損壊)

マットを固めたほうと固めなかったほうでは差はなかった。

ケース全体にばらまかれていた。

1個づつプリンカップにティッシュをひき、1回だけ霧吹きしてフタをした。

卵は膨らむ前に掘り出すと死亡率が高い。

孵化するまで掘り出さないほうがいいと思う。

♂が死んで2ヶ月しても産卵していたが、後のほうに産んだ卵は孵化せず。

2回目、3回目割り出しで幼虫、卵がけっこう採れた。

孵化しない卵が多く、結局、3令まで生き残ったのは25頭。

3令になるまでルアーケースで飼育。

2令までは2日に1回ドッグフードを与え、3令では1週間に1〜2回与えた。

食べる量によってドッグフードの数を増やした。

ドッグフードはビタワン成犬用。

 

食事中の3令幼虫。3令初期から中期まではプリンカップの大きいやつで飼育した。

結局♀は10月終りまで生きていたが、卵を産まなくなったので標本に。

5頭はゴリアテスと交換。こちらも楽しみだ。

 

2002.12.8  3令中期です。20〜48グラム。

ドックフードは週に1回5〜8つぶ与えている。

残ってカビているやつと、跡形もなく食べられているやつがいる。しかも、カビごと食べているのもいる。

ゴリアテスに比べてぼってりブヨブヨした感じだ。

温室の温度は22〜23度程度。

 

ダニが大量につくので定期的に歯ブラシで落とす。

怠けると全身ダニでピンクに。面倒だ!

 

2003.3月 

1頭だけ動き回ってるような気がしたので蛹化容器に移し、マットをフタまで入れた。

繭をつくるだろうか?

 

2003.4月  3令後期です。

3令になってからは、ほとんど死んでいない。丈夫な虫なんだと思う。

ダニは相変わらずつくので、気門が見えなくなるくらいになったら洗うことにしている。

 

まるまると太った幼虫。ためしにビーフジャーキーをあげてみた。

ほとんど食べなかった。

途中から与えてもダメなのか。

だいたい40〜60グラムちょっとです。友人は、マットとドッグフードで80グラム近くいっているそうです。

ピンクマウスを与えると、90グラムをオーバーすると聞きましたが、ほんとかな。

二代目のブリードができるならば、いろいろと試してみたいと思います。

 

2003.5.21 まだ脱走を始めないし、ドッグフードも食べている。

プレイシーはアピカリス幼虫と体型が違うので、もしかすると蛹化のサインも違うのではないかと不安になるが、

ネットで調べてもそんな事は書いていないし、まだえさを食べていることから、慎重に様子をみることにした。

体はピチピチとしているし、気門のあたりがかすかに黄色くなっている。

もうすぐ1年になるし、どちらにしてもそろそろだと思う。

2003.8月

3月に蛹化容器に移した1頭が羽化して自力で脱出してきた。

51ミリのメスだが完品だ。

♂がいない・・・。

 

2003年 11月

何頭か暴れ出したので蛹化容器に移して温室へ。

無事に羽化してくれ。

 

2003年 12月

♂成虫1頭を友人から預かって、8月に脱出してきた51♀とセットした。

冬の間のセットは温室に限りがあるのでツライ。

産んでくれ・・。

 

 

2004年2月

蛹化容器に移した数頭のうち、3頭がフタの下で死んでいた。

悲しい。

2頭は繭を作ったようだ。

 

 

2004年 3月

産卵セットしたメスはなんと1頭しか産んでくれなかった。

 

 

2004年 4月

容器のフタを開けると、デ〜ンと蛹が横たわっている。

なんで繭がないの?!

仕方がないのでダメもとで蛹室っぽく作ってみた。

 

案の定、このありさまだ。約62ミリ。

一週間くらいで息をひきとった。

 

2004年 5月

ここまでで生き残ったのは繭2つとまだ幼虫やってる2頭の計4頭だけだ。

3令になったときは25頭もいたのに・・。

2代目につなげるのだろうか・・・。

 

 

2004年 6月

ジャーン!繭のを開けてみると2頭運良く羽化していた。

しかも♂左と♀右。あとは活動を待つのみだ。

2004年 9月19日、♂が活動を開始した。元気いいぞ〜!

2004年 11月、ようやく♀が活動し始めた。

羽化後10ヶ月も繭の中にいたことになる。

♀にもツノのようなものがあるなあ。

2004年12月。念のため1ヶ月待ってセットした。

なんと、セット後1週間で♂が死んでしまった。

仕方がないので、♀はオークションで売られてゆきました。

残り幼虫2頭はまだうだうだしている。

2005年1月3日 MAX70グラムの幼虫がやっと暴れだした。

まるまる2年幼虫だったことになる。

ところが蛹化容器に移して数週間後、ふたの下で黒くなって死んでいました。

悲しい。悲しすぎる。

2005年3月18日 最後の1頭が蛹化サイン。

蛹化容器に移す。

マット中で力尽きたか、死んでしまった。

悲しい結末である。

 

 

★結果★

羽化したのは4頭だけです。

♀53ミリ

 

♂67ミリ羽化不全

 

♂60ミリ

 

♀64ミリ

 

 

 

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