ウガンデンシスの飼育
アフリカの宝石ウガンデンシス。
このような甲虫を飼育できる時代に自分が生きていることは、奇跡ともいえるタイミングなのではないか。
彫刻家として、とても幸運なことだ。
2004年暮れ、ウガンダ産ウガンデンシス幼虫を6頭購入。
2005年秋、5頭が羽化してきた。血統管理のため、A血統と名づける。
これが5兄妹。胸部には青と緑の両方が入り混じり、小盾板は青みが多い。
この兄妹たちは上翅にラインがほとんど入っていない。
ウガンデンシスは親のカラーとはまったく違うバリエーションが出るというが
それは親♀がいろいろなカラーの♂と交尾した場合なのではないだろうか。
2006年正月、別血統の1♂2♀を購入。B血統と名づける。
3兄妹で交尾済みだ。これが兄妹ということは、同じ親から違うカラーが出たということになる。
この4枚の画像は同じ個体。光の当たり方で違って見えるのも、魅力のひとつだ。
黒化した古いマットを微粒子に粉砕して、産卵に適した湿度でマットをかためる。
そのうえに普通のマットをのせた。24℃〜28℃で飼育。なんとか産卵してくれたようだ。
ドッグフードを食べる幼虫。