月刊美術「ムシとアートの相似形」2019
月刊美術の昆虫特集です。
虫の作品を集めた展覧会、INSECTSの第一回を開催するタイミングと重なったこともあり、たくさん取材していただきました。
養老孟司氏が手を置いている作品は、10年以上前に設置したゲンゴロウです。
箱根という場所柄もあるのか、もう何百年もそこにあったように苔生しています。
養老氏は「この状態も気に入っているので、掃除するかどうか迷っている」と言いました。
作者である佐藤はこの言葉におどろき、後に「鎌倉という古都にうまれ育った人だからなのか、趣(おもむき)ということを
よくわかっていると感じた」と言っています。