ようこそ虫のアトリエへ。ここでは作品を生み出す現場、山梨のアトリエやその周辺の
身近な出来事を紹介します。月に一度更新するので、どうぞお楽しみに!
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年以降
2015年12月更新↓
新しいクワガタを制作中。この冬は暖かいので屋外制作がとてもラクだ。
資料室のコレクションケース。
頭骸骨の標本は美術として観るならば、真っ白よりも程よく汚れているほうが魅力的だが、
標本としての価値は、汚れていなくて部品がそろっていることが大事なのかもしれない。
本小松石で首を制作中。
アトリエではまず体を動かして暖気運転。掃除、剪定、スコップで道づくり・・
次にケガキをして微妙なカタチ出し作業。後半は荒彫りなどの労働作業。
日が落ちて帰り道。いつもの景色にほっとする。
標本づくり。
私の楽しみのひとつだが、とても時間がかかる。ほどよく取り組むようにしているが、
いつももっと進めたいと思っている。・・・・・・それでいいのだ。
2015年11月↓
オサムシをブロンズにするため、シリコン取りをする。
美しく紅葉したコナラ。イワシャジンとダイモンジソウがまだ花をつけている。
新しい人物の荒彫りを開始。今回は本小松石を使うことに。
自分が目指す彫刻に、どこまで近づけるか。
誰にも正解を教えてもらえない、黙闘がまた始まる。
今年も枯露柿をつくった。
甘いのができるといいなあ。。
2015年10月↓
ハアトリエでふと上を見るとハンノキにアカスジキンカメムシの幼虫が。
アマミノコギリクワガタを制作中。こんな大きいのがいたらイイな。
コキアが半分だけ紅葉している。右側が日当たりがいいのか、風が当たるのか・・・。
作業机。ごちゃごちゃに見えるが、とても使いやすくなってきた。
2015年9月↓
ハゼの盆栽。
植物の面倒をみるには、多くの時間を必要とする。気候によっては、2日水やりをしないだけで枯れてしまうこともある。
個展前など、なかなか植物の手入れができなくて焦燥の原因となっていると感じることもある。
しかし、そんな時ほど植物をいじることが大事なのだ。
「忙しい」「時間がない」は結局、自分で作り出しているのだ。
人類は便利な物をたくさん開発して、なぜ余計に忙しくなっているのか。
それは物質によって平穏が得られないことを証明している。
平穏は意志のみが作り出せるのではないか。
いただいた山ぶどうでジュースを作ってみた。
思ったより美味しいのが出来てびっくり。
粘土の作業も、時間がかかる。
この多肉は元気で状態が良い。枝が伸びてきて花が咲いた。
庭にある土壁の小屋。石膏取りはこの中でする。
中はこんな感じ。
2015年8月↓
北海道で採集したヒメオオクワガタ50ミリオーバー。
自己採集最大サイズとなるミヤマクワガタ。感動の場面だ・・。
おや、雨がポツリ。続けるか、どうしようか。
やっとここまできた・・。仕上がりまでもう少し。
2015年7月↓
遺跡・・・
美しいクワガタだ。
スカラベの太陽を制作中。ひろった鹿の下あごとノコギリクワガタのマケット。
兜の花が咲いた。
2015年6月↓
クワガタを展足。油断をすると、生まれたばかりの小さ〜いカツオブシムシの子供が入り込む時期だ。
アマミノコギリの作品をつくろうかな。
ミントにゃ〜
金毛がきれいにそろったミヤマ。今年は涼しく、雨が多いなあ。
手塚先生の展示DMが届いた。私に生きかたを教えてくれた先生だった。
2015年5月↓
今年もシジュウカラが巣箱に入り、卵をたくさん産んだ。しかし、どういうわけかしばらくすると親を見かけなくなった。
結局、卵が孵ることはなかったので、少し寂しい。
アトリエにスカラベ。作品を作ることは、自然と同化することなのではないか。
お気に入りの場所で庭を眺めるユキ。
今年はイチゴがたくさん採れた。甘くておいしかった。
自作鉢の大きさは2センチくらい。ミヤマキリシマのミニ盆栽。
2015年4月↓
庭の西洋オダマキが咲いた。なにやら魔法の雰囲気を感じさせる花だなあ。
搬入前の作品たち。個展でナーバスになるのは、もし自分に何かあっても、誰も代わりが出来ないから。
私が何かを忘れていたら、誰も気づかないまま会場で窮する。私が作品を仕上げられなければ、その
まま展覧会を迎え、そこに穴が開くという責任に怯えるからだ。
庭のカエデ盆栽に止まっていたナナフシの幼虫、2センチくらいか。おしりに水滴をつけたまま、
親と同じように前後に揺れながら歩いている。
昨年買ったサボテンに4つも花が咲いた。
4年前、クヌギ原木にコマ菌を打ち込んだ。今年はシイタケがたくさん採れた。
2015年3月↓
クリスマスローズが咲いた。
ゴライアスオオツノハナムグリのモザイクを制作中。石の配置にはその人のクセがあるだろう。
私の場合は、左右揃えたい場所とあえて揃えたくない場所があり、それはある法則によっているような
気がするが、あえて明確に考えない。それでもやはり、自然に右の脳が一番美しいと思える配置を
導き出していると思う。
オオクワガタもここまできた。磨きを進めていけば完成する。長い道のりだった。
フジザクラの盆栽が咲いた。家で夜桜を楽しもう。
ゲンゴロウの黄色いラインを象嵌している。磨き出した時に模様がどう見えるか。
2015年2月↓
アトリエに雪。遠くの木々に雪がくっついて美しい。今日中に雪かきしないと、朝には凍ってしまって手が付けられなくなる。
竹林にも雪。
福寿草が咲き、春を告げる。
大宮のインセクトフェスティバルで入手したフォルスターフタマタクワガタ。購入を迷ったが、決めてよかった。
寒くてもかまわず制作していたら、両耳がしもやけになったようでかゆい。こんなことは初めてのことだ。
梅の盆栽も咲いてきた。
大型のドローイングは屋外でするしかない。
モチーフの標本が紫外線で劣化するのが気になって集中できない。UVカットの標本箱を買わなくては。
2015年1月↓
武田八幡宮に初詣に行った。1200年の歴史があるという。
石を割るために、セリ矢を打ち込んでゆく。石頭で打つと、割れるときに音が変わってゆくのがおもしろい。
うまく割れた。
銅板でジョウロのハス口を作ってみた。べつに暇なわけではないのだが・・。
水を出してみると、なかなか調子よい。
オオクワガタを制作中。荒彫りをしていると、早く形になってほしくて気がはやるが、慌ててはいけない。最初が肝心。